エンジンオイルの粘度ってどうやって選べばよいの?
- 2025.01.20
エンジンオイルの粘度を選ぶ際は、まず住んでいる地域の気候を考慮しましょう。
寒い地域では、エンジンオイルの粘度が低いものを選ぶと、エンジン始動時の流動性が良くなり、スムーズに動き始めます。
例えば、冬に使用する場合は0Wや5Wのような低粘度オイルがオススメ。
低粘度オイルならすぐにエンジンオイルが循環していくイメージです。
一方、暑い地域ではエンジンが高温になるため、やや高い粘度のオイルが望ましいです。
こうした地域では10Wや15Wなどのオイルを選ぶのがベストです。
粘度が高いオイルは、エンジン内部での摩擦を減少させ、過熱を防ぐ効果もありますから、温暖な地域ならこういったエンジンオイルを選べばよいでしょう。
次に、運転頻度も大事なポイント。
あまり運転しない場合、エンジンが充分に温まらないことが多いので、オイルの流動性が必要です。
逆に長距離運転や頻繁な運転をする方はエンジンが高温になりやすいため、粘度の高いオイルが適しています。
あとはメーカーが推奨するオイルの粘度をチェックしておきましょう。
それぞれの車にはエンジンオイルの推奨値「こんなエンジンオイルを使いましょう」といったオススメが記載されています。
これに従うことで、エンジン性能を最大限に引き出すことができますし、安全に運転できます。
エンジンオイル推奨値は守らなかったからといって、すぐに車が故障するわけではありません。
ただ、適切なエンジンオイルを使うと、より車を労わってあげることができます。
エンジンオイルの粘度についてよく分からない場合は一宮に拠点を置く当店にご相談ください。